2010年10月08日

「くりっく株365」に対する邪推

東京金融取引所の取引所為替証拠金取引(取引所FX)、「くりっく365」は店頭FXに比べ税制上優遇されているため人気を集めていますが、今度は取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」が11月22日(月)よりはじまります。

なぜか“いい夫婦(1122)”の日に始まるのですね(笑)


東京金融取引所「くりっく株365」


「取引所株価指数証拠金取引」はすなわち取引所CFDのことです。

FXもCFDの一種なので当然の帰結でしょうか。



リリースによると、来月11月22日(月)の以下の3商品が取引開始となります。

「日経225証拠金取引」
「FTSE100証拠金取引」
「DAX証拠金取引」

また、「FTSE中国25証拠金取引」及び「FTSE TWSE 台湾50証拠金取引」についても、準備が整い次第、順次取引開始予定のようです。


当初の取扱証券会社はインヴァスト証券、岡三オンライン証券、カネツFX、コスモ証券、スター為替証券、マネックス証券、豊商事の7社が予定されています。

マネックス証券を除く6社はくりっく365の取扱証券会社ですね。


これまでのCFD取引は店頭取引だけでしたが、FX同様、取引所取引では店頭取引に比べ3つの税制メリットがあります。


@申告分離課税

A損失の繰越控除

B損益通算



まず@ですが、他の所得とは合算せずに所得税を計算し、税率は一律20%(所得税15%、住民税5%)となります。


続いてAについて。損失が出た場合に翌年以後3年にわたり、「先物取引に係る雑所得等の金額」から繰越控除できます。


最後にBについてです。複数の証券会社での取引、また商品先物や日経225先物など取引所で行う先物取引の損益との通算ができます。



「くりっく365」と「くりっく株365」はともに取引所取引で雑所得扱いの申告分離課税同士でもあるので、損益通算できると思うのですがそのあたりについて現時点ではホームページに記載はありません。


「くりっく株365」で取引開始されるCFDは日経平均やFT100などの株価指数を原資産としていますが、店頭CFDではそれ以外にも個別株や海外ETF、株価指数先物、債券先物、商品先物などを原資産としているものなど膨大にあります。


取引所FX「くりっく365」は店頭FXに比べ通貨ペアが少ないこともあるので、「クリック株365」でも取扱商品は少ないかもしれませんね。また“株”という名称が付いているので、あくまで株価指数に特化し、商品先物とかはないのかも。。。


同じ取引所FXである「大阪FX」を展開する大阪証券取引所。12日からはジャスダックとヘラクレスを統合し上場企業数1,000社超のアジア最大規模となった新生ジャスダックが始まります。東京金融取引所を意識して、そのうち「大阪CFD」ってのを始めたりして。。。


いずれにしても楽しみですね!
posted by 鈴木浩之 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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