公益財団法人生命保険文化センターでは1987年(昭和62年)から「生活保障に関する調査」を3年ごとに実施しています。
生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
この調査は「生活設計に対する意識や現状、生活保障に対する意識、および生命保険の加入状況をはじめとする保障準備の現状等をまとめたもの」です(「生命保険文化センター」ホームページより)
今日はこの調査結果の中から「ライフプランニング」について書いてみようと思います。
読者の皆さまは「ライフプランニング」という言葉をご存知でしょうか?
「ライフプランニング」とは直訳すると「人生設計」や「生活設計」という意味になります。
フレーズとしてはテレビや雑誌、インターネットなど各種メディアを通じて、また金融機関などが「〇〇ライフプランニングセミナー」という名称で全国各地で開催されているので聞き覚えがあるのではないでしょうか。
余談ですが、私が以前在籍していた外資系生命保険会社では保険外交員のことを「ライフプランナー」と呼んでいました。“お客様の生活、ひいては人生について一緒に設計する人”ということで大変使命感のある仕事でした。
さて、ライフプランニングとは自分自身や家族の将来をどのように描き、実現していきたいか、また将来起こるイベント(結婚、出産、住宅取得、教育、退職など)に備え、逆算して経済的な準備をしているかどうかといった、具体的な生活設計のことです。
今回の調査で
「生活設計をしているかどうか」との質問に対し、「生活設計あり」と回答した人は40.1%でした。
平成19年の前回調査(33.6%)に対し6.5%の上昇、また前々回の平成16年の調査(30.3%)に対しては9.8%上昇しています。生活者の意識が少しずつ変わってきている証ではないでしょうか。
その一方で「生活設計なし」と回答した人は53.7%でした。
すなわち2人に1人は未だ生活設計をしていない人となります。
「生活設計なし」と回答した人の理由として、
「将来の見通しを立て難いから」が31.0%、「経済的余裕がないから」が29.9%と続き、以下「将来より現在の生活が大切だから」(15.2%)、「なんとか暮らしていけるから」(14.7%)となっています。
「将来の見通しが立て難い」、「経済的な余裕がない」は私の方で確認できる平成13年以降の調査以降、毎回上位の回答結果です。
生活設計を立てない人は今より景気がよかったであろう時代においても同じ理由で生活設計を立てていないのですね。。。
逆に言うと「将来の見通しが立て難い」、「経済的な余裕がない」からこそ、生活設計を立てる人もいるしその必要性を感じる人もいるわけです。同じ理由で「やる」、「やらない」と分かれてしまうのも個々の考え方の違いによるものですね!
また「将来より現在の生活が大切だから」、「なんとか暮らしていけるから」と回答した人は平成16年の調査より減少してきていますが、生活設計を立てなくても日々生きてはいけますが将来はいつか必ずやってきます。
子どもの教育資金、住宅資金、そして老後資金は「人生の3大資金」と呼ばれていますが、計画的な準備が必要です。
気がつけば今年も7月となり既に半分が終わりました。私は年々時間の経つのが早くなってきている気がします。
いわゆる「ジャネーの法則」(生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する)ですね!
お子さまの大学進学や定年退職など重大なイベントが間近に迫って「資金的に手当できていない。どうしよう!」・・・なんて慌てないで済むためにも、また自分自身の大切な人生、ご家族の人生のためにもライフプランニングをされることをぜひおすすめします。
2011年07月05日
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